「パーマ液なんてどれも同じだろう」と思っているなら、それは大きな間違いであり、薄毛を気にするなら薬剤の種類にもこだわるべきです。従来の一般的なパーマ液(チオグリコール酸系など)は、アルカリ性が強く、髪をしっかりと軟化させるパワーがある反面、頭皮や髪へのダメージも大きく、残留アルカリによる頭皮トラブルのリスクも高いものでした。しかし、最近では化粧品登録されているような、低アルカリ・弱酸性の優しい薬剤(システアミン系、ラクトン系など)が増えてきています。これらは髪のpHに近い状態でカールを形成できるため、キューティクルへの負担が少なく、頭皮への刺激もマイルドです。特に「コスメパーマ」と呼ばれるジャンルの薬剤は、薄毛やダメージヘアの人に向いています。ツイストパーマの場合、どうしても強い薬剤を使わないとかからないと思われがちですが、技術のある美容師なら、優しい薬剤でも熱の力や巻き方を工夫することで、しっかりとした質感を作ることが可能です。また、炭酸泉などを使って施術後の残留アルカリをしっかりと除去してくれるサロンを選ぶことも重要です。残留アルカリは頭皮に居座り続け、じわじわと細胞を攻撃し続ける厄介者だからです。予約の際やカウンセリング時に、「どんな薬剤を使っていますか?」「頭皮に優しい薬剤に変更できますか?」と質問してみましょう。少し追加料金がかかったとしても、将来の髪を守るための保険と考えれば安いものです。薬剤の知識を持つことは、自分自身の身を守るための強力な盾となるのです。